試験の基本情報
一般選抜(募集約74名・地域枠含む)の一次試験は次の構成です。
| 科目 | 配点 | 時間 | 形式 |
|---|---|---|---|
| 英語 | 150点 | 90分 | マーク式 |
| 数学 | 100点 | 80分 | マーク式 |
| 理科2科目 | 200点 | 120分 | マーク式 |
学科450点のうち英語が150点と、配点の3分の1を占めます。2025年度は正規合格99名(正規合格倍率19.8倍)。
合格最低点は3年で約10ポイント上昇
| 年度 | 合格最低点 | 得点率 |
|---|---|---|
| 2023年度 | 261.0点/400点(一次) | 65.3% |
| 2024年度 | 284.0点/400点(一次) | 71.0% |
| 2025年度 | 375.5点/500点 | 75.1% |
※2023・2024年度は一次試験の最低点、2025年度は500点満点での公表値。満点の基準が年度で異なる点に注意してください。
得点率は65.3%→71.0%→75.1%と3年で約10ポイント上昇しました。数年前の感覚で「7割取れれば戦える」と考えていると、当日足をすくわれます。「75%でも安心できない試験になった」——これが最新の東邦の現在地です。
出題の特徴 — 医系長文の「多読耐久」
大問6題中4題が長文で、1本あたり700〜900語。単純計算で読解量は3,000語規模になり、順天堂に匹敵する物量を90分で処理します。設問は内容真偽・空所補充・語句の言い換え・脱文挿入が中心で、段落の論理展開を追えているかが問われます。
最大の特徴はテーマと語彙です。理系・医学系の文章が通例で、専門用語に脚注が付きません。immune(免疫)、gene(遺伝子)レベルはもちろん、その一段上の医系語彙まで「読んで止まらない」状態にしておく必要があります。知識量とスピードの両方を最高水準で要求する試験です。
時間配分と攻略の順序
90分の推奨配分は、長文以外の2題を10〜12分で片付け、長文1本あたり18分前後×4本。
脱文挿入は、挿入文中の指示語・接続表現と、空所前後の論理の切れ目を照合するのが定石です。内容真偽は選択肢が本文の言い換えで作られるため、パラフレーズへの感度がそのまま速度になります。全問マークなので、迷った問題は印を付けて先へ進み、4本を読み切ることを最優先してください。
受験生がつまずくポイント
第一に、語彙で読みが止まること。脚注なしの医系長文では、知らない単語が数語続いた瞬間に読速が半減します。合格ラインが75%に達した今、「読めない段落を1つ作ってしまう」ことが即、致命傷になります。語彙の貯金は秋からでは間に合いません。
第二に、物量に対する見直し時間ゼロの構造。90分で大問6題・約70問。1問あたり80秒弱の計算で、迷った問題に2分使うと確実にどこかの長文が読み切れなくなります。「迷ったら印を付けて先へ」を演習段階から徹底し、最後まで到達する練習をしておくことが、正答率の練習と同じくらい重要です。
第三に、脱文挿入での消耗。論理の切れ目を探す設問は、はまると時間を際限なく吸います。挿入文の指示語・接続表現から候補を2つに絞り、決め切れなければ仮置きして先へ進む——この「損切りの型」を持っているかどうかで、後半の長文の持ち時間が変わります。
時期別の対策プラン
夏まで(〜8月)|医系語彙の先行貯金+速読の土台
脚注なしの試験では語彙が読速を決めます。医系語彙を英文の中で覚える学習を夏から始め、並行して300〜400語を返り読みせず読み切る土台をつくります。
秋(9〜11月)|700〜900語の連続処理
700〜900語級の長文を18分で1本、を2本連続で処理する耐久訓練へ。脱文挿入・言い換え問題は根拠の言語化を習慣に。
直前期(12月〜)|90分の通し演習
過去問で90分の通し演習。4本読み切るペース管理を体に入れ、75%ラインから逆算して「捨てる設問」の判断基準も決めておきます。
東邦対策に対応する英語カルテの教材
東邦大学 医学部 英語 実践模試 第1回【PDF版】本番形式で1回分
この傾向分析に基づいて書き下ろした完全オリジナルの実践模試。90分・全問マーク・大問6題・全70問で、長文読解3題(本番同様に語注なし)+誤り指摘+長文空所補充+和文英訳選択という東邦の構成を再現。全問に根拠と誤答分析つきの解説と、素点70点→150点の換算表を収録しています。問題冊子・解答用紙(18ページ)+解答・解説冊子(13ページ)のPDF2点セットです。¥1,900(税込) BASEで購入する →
医学部英語 語彙×長文プラクティス脚注なし対策の本命
医系語彙470語・英文57本・確認テスト152問。東邦の「脚注なし医系長文」への最短の備えです。語彙を単語帳ではなく英文の中で覚えるため、読みながら意味が立ち上がる状態をつくれます。
速読英語 REALシリーズ(REAL → #2 → α)18分×4本への助走
平均137語→208語→356語と段階的に処理量を上げる構成。返り読みしない読み方を習慣化し、「1本18分」への読速を積み上げます。
構文カルテ — 長文読解データベース内容真偽×言い換え
長文100題+内容一致100問。テーマ別検索で医療・科学系に絞り、内容真偽とパラフレーズ照合の演習量を確保できます。
すべての教材は、AIで作成した後に人の目で全問検証し、延べ300箇所以上を修正したものです。修正記録は品質・監査記録で全公開しています。
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実践模試があります
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※配点・時間・募集人員は大学の公開情報、合格最低点・倍率・出題分析は複数の医学部専門予備校・受験情報サイトの公開データを横断照合して作成しました。語数・出題形式は過去の出題傾向の分析に基づく目安であり、年度により変わります。受験にあたっては必ず最新の募集要項・過去問をご確認ください。