なぜ「実戦形式問題」か
慈恵の英語は、和訳がなく設問文もすべて英語という全編英語の試験です。1題20分のペースを体に入れるには通し演習の回数が要りますが、過去問は数年分しかなく、一度解けば答えを覚えてしまいます。直前期の実力測定用に過去問を温存しながら実戦経験を積むための「もう1回分」が、この教材の役割です。
形式は最新の出題傾向分析に基づき、長文3題のみ・和訳なし・設問はすべて英文とし、内容真偽/文脈に合う語句の空所補充/同意語彙選択を軸に、指示語の内容・文脈中のイディオム・短い英文記述[X]を加えました。英作文は独立問題ではなく第3問の小問として本文のテーマに接続する形で組み込んでいます。
収録内容
| 大問 | 題材 | 分量・設問 |
|---|---|---|
| 第1問 | プラセボ効果とノセボ効果(医療) | 536語・11問/33点 |
| 第2問 | 薬剤耐性菌と抗生物質の枯渇(医療) | 515語・11問/33点 (うち短い英文記述[X]1問) |
| 第3問 | 治療方針は誰が決めるのか(医療倫理) | 452語・8問+英作文/34点 |
本文の総語数は1,503語(実測)、設問文を含めると2,386語。語数はすべて機械カウントで実測した値で、目分量ではありません。設問の内訳は内容真偽11問・空所補充8問・同意語彙8問・指示語1問・文脈判断1問+短文記述1問、これにテーマ英作文(約100語・10点)が加わって100点満点です。
短い英文記述[X]は「8語以内で英文を完成させる」形式で、2026年度の慈恵に実例がある設問です。英作文は患者が治療方針の決定にどこまで関わるべきかという、第3問の本文を受けた意見論述型にしました。
解説の特長 — 勘で選ばない読み方を残す
解説はすべての設問で3つを必ず書きます。第一に、本文のどの一文が根拠かを引用すること。第二に、誤答がなぜ不適切かを1つずつ分析すること。第三に、問われた構文・語法・コロケーションを、論理関係のレベルまで明示することです(たとえば「as long as は条件の継続を表す。ここを Even though に変えると譲歩になり、本文の論理が逆転する」というところまで書きます)。
選択肢の設計にもルールを置いています。単語の知識だけで正解できる同義語問題を並べないこと。正解と誤答の意味的な距離を縮め、文脈判断を必須にすること。誤答には〈本文と同じ語を使いつつ因果や対比を逆転させる〉〈一般論としては正しいが本文に根拠がない〉〈some を all に、may を always に強める〉といった慈恵型の罠を意図的に仕込んでいます。
短文記述とテーマ英作文にはモデル解答と採点基準を付け、自己採点した点数をその場で合計点に反映できます。採点基準には「重大なミス(時制・主述不一致・構文崩れ)1つで−1点/軽微なミス(冠詞・前置詞・スペル)2つで−1点」「迷ったら低いほうで」という目安を明記しました。
品質検証 — 監査記録つきの問題集です
英文はAIで作成し、人の目で全問検証しています。さらに本教材は制作後に2回の第三者レビューを受け、指摘を1点ずつ機械検証したうえで全面改訂しました。改訂を通じて、選択肢の作り方(「文脈上こちらも成立し得る」選択肢は存在自体が欠陥とみなす)と、正解位置の分布を機械検査する仕組みを新たに設けています。
この教材の正解分布の検査結果は次のとおりです。①7問・②8問・③7問・④7問。特定番号への集中は28%(基準は40%以下)、同一番号の連続は最長2問(基準は3問まで)で、いずれも合格。本文を読まなくても正解できてしまう偏りを機械的に排除してあります。検証の方針と修正記録は品質・監査記録で公開しています。
ご利用の形式
ご購入いただくのはHTMLファイル1つ(zip形式でお届け)です。展開してダブルクリックすればブラウザで開き、インターネット接続がなくても使えます。インストールも会員登録も不要です。
客観問題は学習モード(1問ずつ採点して解説を読む)と本番モード(最後に一括採点)を切り替えられます。本番モードでは採点するまで得点が表示されず、制限時間が切れると自動的に採点してロックされます。画面下部には大問ナビが固定表示され、タイマーパネルには推奨時間配分(第1問15分/第2問15分/第3問25分/見直し5分)を記載しています。
※本問題は過去問の複製ではなく、東京慈恵会医科大学の出題形式・分量・難度に合わせて書き下ろしたオリジナル問題です。東京慈恵会医科大学および独立行政法人大学入試センターとは一切関係がありません。出題内容の的中を保証するものではなく、形式・配点は年度により変わります。受験にあたっては必ず最新の募集要項・過去問をご確認ください。
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